四畳半テクノポリス

コロナのストレスで気が狂い、D進した院生

大学のサークルで技術書典2に出展してきました。

技術書典

 コミックマーケットでは以前より技術島と呼ばれる一角があって、技術関連の同人誌が並べらており、メイカーズムーブメント以降その数は増えているものと思われる。しかし、世界最大級の同人誌即売会であるコミックマーケット、技術書の占める割合は極一部に過ぎず、技術書を購入しようと思って行っても、エロ本の中をかき分け無いと、だどりつけない状況にある。

 4月9日に開かれた、技術書典はコミックマーケットとは異なり。技術書が主役、いや、技術書と同人ハード/ソフトのみの同人誌即売会である。よって、お子様連れや中学生でも安心して同人技術書を購入する事ができる。

大学のサークルで出展

 私が所属するTUT-CC(豊橋技術科学大学コンピュータクラブ)は以前よりコミックマーケットに参加しており、毎回各部員が自主的に学んできたことに対して、思い思いの記事を書いてまとめた会報的な部誌を頒布している。実を言うと私がこのサークルに入ることにしたのは、豊橋技科大に合格した年の冬のコミックマーケットTUT-CCが出展しているのを見つけた事が決め手となっており、今回部誌に投稿出来たことは非常に光栄に感じている。

 今回は新任の部長さんが取りまとめをやってくださったのだが、私はひどい乱文を校閲させてしまったり、gitの部誌のリポジトリで自分の記事をセルフマージしてしまったり、モノクロ画像しか使えないのに図が白黒だったので気づかずにカラー画像を挿入して印刷を遅らせてしまったり、散々迷惑をかけてしまって大変申し訳無かった。(本当にありがとうございました。)そんなこんなでなんとか印刷は間に合い技術書典に出展することは出来た。

 ちなみに私は以前掲載したステレオマッチングに関する記事を詳細に解説したものを投稿した。図もかなり増やしてわかりやすく説明したつもりだ。

 開場直後は弊サークルの同人誌を買っていく人は少なかったものの、技術書専門の同人誌即売会ということで結局身内が集まり、買っていった人の半分くらいは、部長さんの知り合いと、私の高専時代の後輩(都立高専なんで会場の近所に住んでいる)、それから豊橋技科大のOBだったと思う。残りは立ち読みして興味を持ってくれた他大学の学生や社会人で、私の記事に興味を持って買って行ってくれた人もいて、とてもうれしく感じた。

 結果としては既刊と新刊ともにすべて売り切ってしまった。コミックマーケットでは同じ分量を吸って半分売れ残っていたようなので、技術書典恐るべしである。

戦利品

 同人誌即売会ということでもちろん他のサークルの頒布している同人誌も購入してきた。あまりお金を持って行かなかったのと、買い物に行ける状態になったのが客足が減ってからだったので多くの本を購入することは出来なかった。買えたのはこの四冊である。

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 立ち読みしてお金の許す範囲で購入したので基本どれも面白いものを購入したつもりだが、おまんじゅう本舗刊のSTM32マイコン入門は入門書として非常に良く出来ており、スイッチサイエンスの同人誌コーナーで販売してもいいんじゃないかというクオリティである。

 

今回初めて同人誌即売会に出展側として参加したが、お客さんとして参加するのとは違い緊張感を持った中々面白い体験だった。いつかは自分で同人誌を書いて参加してみたとい思う。